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【和食のしきたり】お箸について

No.05 2014.6.20

お箸について

 

 

正しい箸使いは、日常のマナーの原点


箸を使うという行為は、その長い歴史の中で日本人独特の美意識や礼儀作法を育んできました。

 

~ 箸に始まり 箸に終わる ~

突然ですが、日本には「箸」にまつわることわざが沢山あります。
先の意味ですが、武道の世界でも礼に始まり礼に終わるといわれるように、日本料理の世界でも箸使いが最も大切であるということの例え。
2013年には「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録され、同時にお箸を使って食べることが注目されるようになったと思います。

今回は、和食のしきたり「お箸について」もう一度見直してみたいと思います。

そもそもお箸はなぜ「箸」と呼ばれるようになったのでしょう。

「箸には神様が宿っている」

と考えられてきた中で、神様と人が共食するための道具だと考えられてきました。

その他にも、

-箸は人と食物を結ぶ「橋」であるという考えから。

-鳥の嘴(くちばし)のように器用に動く「嘴(はし)」から。

-箸の元の形は、一本の竹を半分に折り曲げたピンセット型の「折箸」であり、その折箸の端と端でモノをはさむ、「端」から。

本当にさまざまな言われがあるのですね。

 

 

お箸の選び方

 

1咫半(ひとあたはん)
=お箸を持った手が最も美しく見え、使いやすいとされるお箸の長さ

何気なく使っている自分のお箸を改めて計りなおしてみてはいかがですか?
毎日使うお箸だからこそ、自分にあった特別な一膳を持ちたいですね。是非参考にしてみてください。

 

 

お箸の正しい使い方

 

まずお箸の取り方から。片手で持ち上げて使い始めるのはマナー違反とされています。
必ず左手も添えて下さい。
①右手で箸をとる(箸先からおそよ3分の2あたりをつまんで)
②左手で箸をうける(右手は右方向にゆっくりすべらせる)
③右手で箸を下から持ち直し、左手を離す。

次に、正しい持ち方は―
上の箸は人差し指と中指で支え、親指を添えます。
下の箸は親指の付け根と薬指の先端で支えます。

 

 

正しい使い方は―

二本を動かすのではなく、下の端は固定し上の箸だけを親指・人差し指・中指の3本で動かし
食べ物をはさんだり、つまんだりします。
あまり箸を汚さずに食べることが美しいとされており、
箸先1.5~3cm程度のところを使って食べるようにします。

 

食事の途中でお箸を置く時には箸置きを使います。
お皿の上に渡しておくことは「渡し箸」といいタブーとされておりますので、気をつけたいですね。
「嫌い箸」とよばれるタブーはとても沢山あり、
知らず知らずのうちにやってしまっていることも多いのではないでしょうか?
そのほんの一部をあげてみますので、礼儀作法を身につける意味で気にしてみてはいかがでしょう。

 

最後に、世界の食文化見たとき、
同じお箸の「箸食」文化を持つ中国や韓国と、日本の箸食では、
箸の材質や形、マナーに違いが見られるそうです。
中でも、中国や韓国では家族で箸を共有するのに対し、
日本では個々の箸を持ち、子供には子供用の短めの箸を、
大人でも男性と女性用で違う長さや重さの箸を持っています。

 

長い歴史の中で、箸を使うことを大切にし、
美意識や礼儀作法を育む中で生まれた日本独自の文化。大切にして行きたいですね。