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【年中行事を身近に楽しむ】お盆

No.08 2014.8.8

お盆について

 

 

8月に入り、夏のお祭りや花火大会など、全国各地でイベントが目白押しですね。そして早くも今週末からお盆休みに入られる方も多いのでは?お盆といえば夏の旅行や帰省等、それぞれの家庭や地域によってさまざまな楽しみ方があると思いますが、そもそもお盆は「ご先祖様の霊をお迎えし、供養をする行事」なのです。

お盆は亡くなった人やご先祖様の霊が帰ってくる日。

みんなで迎えておもてなしをする日。

 

お盆は仏教行事の「盂蘭盆会」からきているといわれています。もともと旧暦の7月15日を中心に行われる先祖供養の儀式です。期間は地域により様々で、8月の13日〜16日をお盆とする地域が多い様です。

 

 

迎え火〜送り火まで

~ お盆を家族で過ごしてみましょう ~​

 

8月13日  迎え盆(お盆の入り) 

● お盆の初日8/13の夕方、家の前でおがら(麻の茎)やわらなどをたく迎え火をします。先祖の魂が道に迷わず家に来られる様に目印とするのです。

● そしてお盆を迎えるにあたり「盆飾り」をします。
「盆棚」・・仏壇の前などに台を作り、真菰(まこも_イネ科の植物)で編んだござをしき、位牌と下記精霊馬等のお供え物をのせます。地域や家庭により様々なしきたりがあります。

 

精霊馬
きゅうりやなすに、割り箸等で足をつけて作る馬、牛の飾りのこと。
きゅうりの馬は迎え盆に「足の速い馬に乗り、早くあの世から帰って来られるように」
なすの牛は送り盆に「足の遅い牛に乗り、ゆっくりあの世に戻って行けるように」
という願いが込められています。

 

 

ほおずき
ほおずきは「先祖様が迷わない様に道を照らすちょうちんになる」という
願いがこめられています。

 

 

 

お供えの食べもの
蓮の葉に故人の好物を盛ります。
また、作物収穫感謝の行事という意味もあった事から、団子やそうめん等を
お供えする所もあります。お供えは食べられる状態でするのが大切。
そうめんは茹でお箸を添えます。お菓子は箱からだして。
ご先祖様への気遣いを忘れずにです。

 

 

8月14.15   

8/14.15には家族や親類が集まり、本体はご供養のために僧侶を呼んでお経を読んでもらいます。できれば家族そろってお墓参りに行くのがよいですね。
最近では忙しくなかなかお盆に家族が集まる事が難しいかもしれませんが、家族でご先祖様のことを偲び話題にするだけでも供養になります。

 

8月16   送り盆(盆の明け) 

お盆の最終日8/16の夕方は、送り火をします。
お迎えした霊があの世へ無事に戻る事ができるよう、迎え火同様に行います。

 

 

お盆のイベント

~ 全国各地で行われる夏の行事、大文字焼きや精霊流しも送り火行事のひとつです 

 

 

京都で行われる有名な大文字焼き「大文字五山送り火」。これも送り火のひとつなのです。8/16に、ご先祖様の霊を再び浄土にお送りする、精霊送りのかがり火を五つの山で焚く行事です。
街の灯りも消え、東から西へ「大文字」→「妙法」→「船」→「左大文字」→「鳥居」の順に次々点火されてゆく送り火は、約1時間静かに燃え続け、その間、京都市内は幻想的な雰囲気に包まれます。

また、精霊流しは長崎、佐賀、熊本等各地で行われ、初盆を迎えた故人の家族らが、盆提灯や造花などで飾られた精霊船(しょうろうぶね)と呼ばれる船に故人の霊を乗せて、「流し場」と呼ばれる終着点まで運ぶ行事です。海のかなたにあの世があると信じられていたことから始まったとか。

そして、皆さんのお住まいの近所でもこの時期行われる盆踊り。これも、この世に戻ってきた霊たちを供養する為の行事として始まりました。

 

さあ、今年のお盆はどのように過ごされますか?ご家族で集まったり、各地で行われるお祭りやイベントに参加する中で、ご先祖様をおもうひとときを大切にして頂けたらと思います。