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【和食のしきたり】麺を上品にいただく

No.09   2014.8.22

麺を上品にいただく

 

 

日本の麺といえば「日本蕎麦」。

世界には麺が多くありますが、音を立ててすすることをよしとされる蕎麦は、やはり日本独特の文化といえます。

この夏も、暑い日にはさっぱりとしたざる蕎麦や冷たいぶっかけ蕎麦等、お世話になった方も多いのでは?

そんな日本の文化、麺類の食べ方をおさらいしてみましょう。

 

音を立ててもよい日本蕎麦

 

一 般的には食事中に音を立てることはタブーとされていますが、日本蕎麦などは音を立ててもよいとされています。蕎麦をすするとき、空気もいっしょに吸い込む ことで、鼻腔に蕎麦の香りがひろがります。このいっしょに吸い込まれる空気が音の原因です。よって蕎麦をすすると、どうしても音をたてることになるのですね。

 

日本蕎麦の食べ方は、ざる等にもられた蕎麦の中央の高いところから一口分ずつとり、つゆを先のほうだけに少しつけ、ススッと軽快な音を立てる程度ですするのがよいです。ネギやわさびなどの薬味は、風味や食欲を増したりするもの。風味が飛びやすいので、数回に分けてつゆに入れると美味しくいただけます。

 

 

 

 

蕎麦は噛まずして飲み込むは本当?

 

蕎麦好き日本人なら一度は「蕎麦は噛まずして飲み込むのが本来の食べ方だ」という話を聞いた事があるのではないでしょうか。しかしこれは、本来食べ方として伝承するはずだった『蕎麦は途中で噛み切らない』というのが正しいところから派生して、誤った形で捏造されてしまったもの。
正しくは途中に噛み切るのはマナーとして良くない、そのため箸に取った蕎麦は全て食べるというのが蕎麦の一般的な正しい食べ方となっています。

 

 

割り箸の正しい使い方

 

蕎麦屋等でもなじみ深い、日本人の木の文化と共に開発された箸である“割り箸”。
来客用、営業用として使われるハレとケの兼用の箸といわれています。
祝い事や神事は「ハレ(晴れ)の箸」、家庭用や普段使うのは「ケの箸」、この両方を兼ね備えているのが割り箸であるとされ、割り箸を割ることには祝事や神事などにおいて「事を始める」という意味があり、その際には真新しい割り箸が用意されてきました。

 

 

普段何気なく使っている割り箸にも、扱い方に注意したいことが。
割り箸を割るときはテーブルに隠れる位置であるひざの上で箸を横に持ち、上下に割ります。箸を縦に持ち、左右に割るのは縁起が悪いとされています。

またやってしまいがちなのが、割り箸を割ったときに出たささくれを、割った箸同士でこすること。これは「ささくれの出来る様な質の悪い箸を使っている」という皮肉に受け取られかねないのでやめましょう。下から3cmくらいを持って割ると綺麗に割れるそうですよ。

 

 

そば猪口

 

蕎麦を食べるときに使われる「猪口」。もともとは「ちょく」と呼ばれていたそう。江戸時代に現代の蕎麦のもととなったそば切りの器として用いる様になり、つゆを入れる徳利との組み合わせで広く普及したといわれています。

 

 

wabistオススメのそば猪口

 手作りの温かみある
 小石原焼 鶴見窯元の「そばちょこ」。
 数ヶ月待っても欲しいというファンがいる程の人気商品。

 

 

 

  大正時代から続く伝統的な技法のひとつ「乳白あぶりだし技法」
 で作られたガラスのそば猪口「 大正浪漫硝子 そば猪口」。